本日、12時50分頃、愛猫ミー君が永眠いたしました。享年12歳、眠ったままの安らかな最後でした。

　5日に自宅皮下点滴を開始。輸液はビタミン剤で、胃酸を抑える薬と抗生物質を添加しました。同時に猫の口内炎にも人間用の「ケナログ」が良く効くと聞き塗布を試みました。治療は双方効果があり、吐き気は治まり、口内炎も3日ほどで良くなりました。しかし腎臓はやはり良くはならず、日に日に足がふらつくようになり、シリンジで与えている餌も受け付けなくなり、最後はほとんど意識がなくなったまま天国に召されていきました。全力で介護した甲斐あり、本当に苦しむことなく安らかに息をひきとりました。

　家族全員に心から愛された猫でした。今まで飼ったどの猫より甘やかされ、家族の点呼に返事をするほど、皆と同等の家族の一員でした。そのせいでしょうか、体調のやや良い時には、ミー君「悔いは残さん！」とばかりに、やりたかったイタズラをしまくりました。足元がふらついているのにあちこち「乗っちゃダメ」だった場所に飛び乗り全身真っ黒けになり、お風呂の蓋を開けて中のお湯をかき混ぜ(お湯をかき混ぜるのが大好きなのです)・・・湯船にドボンと落ちました(;￣ω￣A。
　そして自らの最後の寝床に、立ち入り禁止だった半間の押し入れを実力行使で奪取しました。「おいおいミー君、そこはダメだよ」と、止めるとーちゃんを「カーッ！」と威嚇しての強引な占拠です(;￣ω￣A。
　止めは2度の水槽襲撃です。水槽の重いガラスブタを、爪に血まで滲ませてまで無理矢理こじ開けて、水草を大量に引っ張り出しました。気付いて抱き下ろしましたが、全く悪びれておらず、鼻を真っ赤に上気させて興奮しまくっておりました。写真は翌日の再襲撃の際の写真です。ドヤ顔で次男に抱っこされていますが、顔も両手もびしょびしょです(笑)。

　あまりに元気な暴れっぷりなので、このままもう少し頑張ってくれるのでは・・・とも思いましたが、その後急速に弱りだし、9日には皆が「あ、死んでる！」と勘違いするほどの昏睡状態に陥りました。そしてその日の皮下点滴後少し持ち直し、自力で最後のトイレに行った後はもう起き上がることはありませんでした。

　ミー君は私にとって、世界で1番可愛いニャンコでした。今までみんなを幸せにしてくれて本当にありがとう！ こんなにみんなに元気をくれたんだから、ミー君は絶対に天国に行けるね！ 私も同じ所に行けるように頑張るから、一足先に行って待っててね！ あ、天国にはサキ姉ちゃんも居るけど・・・また姉ちゃんの頭をポコポコ猫パンチで叩いて、からかっちゃダメですよ〜ミー君(;￣ω￣A。

　連休という事もあり、ミー君の病院通いを2日おきにしてみましたが、さすがに薬効が切れ体調が悪化してしまいました。腎臓病のせいで胃酸過多になり吐き気が酷い様子。お医者様と相談してシリンジで与えているペースト状のエサに、吐き気止めと抗生剤を入れて食べさせてみましたが、猛烈な勢いで吐き散らされてしまいました(;^_^A ｱｾｱｾ。相当不味かったようです。やはり点滴で投薬するしかなさそうなのですが、毎日病院に皮下点滴に通うのもミー君の負担になっている様子ですし、お金がかかりすぎて大変です。
　そこで家族で話し合い、自宅での皮下点滴に挑戦することを決意し、今日とーちゃんと2人でレクチャーを受けてきました。ちょっとドキドキものでしたが、そこは器用なとーちゃん、難なく針を刺し点滴成功！ よしこれならなんとかなりそうだと、胸をなで下ろしながらお会計をしましたが・・・また夫婦で顔面蒼白になっちゃいました。４日分の点滴セット９千円ですと〜〜？！　先生のお話では自宅でやれば安く済むと言う事でしたが、３千円程安いだけでございました( TωT )。

　帰宅したミー君、今朝は辛そうに箱座りで押し入れの隅にうずくまっていたのに、手足を伸ばしてリラックスして眠っています。やはり点滴とお薬でかなり楽になるようです。こんな姿を見るとできるだけ治療を続けてやりたいと心底思うのですが、しかし家計は火の車〜ｴﾗｲｺｯﾁｬ〜(￣ω￣〜))))((((〜￣ω￣)〜ｴﾗｲｺｯﾁｬﾔｶﾞﾅ〜。次病院に行ったらなんとか安く出来ないか相談してみようと思いますが・・・困ったなー( TωT )。

　さて５月。次男も高校生活が始まりバイトにもチャレンジすると意気込んでいるし、父ちゃんも家計の赤字を減らすため仕事を増やそうと駆け回ってるし、長男はゼミのTPL(チームプロジェクトランニング)のグラフィックリーダー役に取り組んでるし、ミー君は病気なのにニャンとかそれなりにまったりやってるし・・・私も頑張るっきゃないのﾆｬ〜！！
　泣き言も相変わらず多いでしょうが、宜しくお付き合いお願いします！