鬱の人の「嫌」さと通常の人の「嫌」さには天と地ほどの
重さの違いがあるのだがこれは鬱になった人にしか分からない
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木漏れ日さえ届かず

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【2011.1.16日の日記より】
 明日は次男の中学への慣らし登校の日。行くかどうか次男に聞いてみると、下を向いて答えない。・・・行きたくないのだろうな。目を上げて私を見た次男に「止めとこうか?」と声をかけると、ホッとした様子で「ウン!」と答えた。━━こんな場面だけ切り取って人に話したら「なんて過保護な!無理させてでも行かせなさいよ!」と、言われちゃうんだろうな〜(^^;。

 鬱の人の「嫌」さと通常の人の「嫌」さには天と地ほどの重さの違いがあるのだが、これは鬱になった人にしか分からない。とにかく少しでもストレスを感じることに取り組むのが本当に無理なのだ。ストレスを消してくれる「何か」がまったくバカになっている。さあ頑張ろうと、アクセルをいくら踏み込んでもエンジンは廻らない。それが泣きたくなるほど情けなく自分が嫌になり、こんな嫌なことを押しつけてくるこの世の全てが呪わしくさえ思えてくる。「嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌 嫌・・・」という文字が脳の中をグルグル廻り、泣き出したくなる。実際に涙がこぼれても「何でこんな事ぐらいで泣くんだ!」と叱責され、まるで理解してもらえない。・・・こんな状態を理解出来るのは、体験した人間だけなのでしょうね。とてもとても辛くて悲しいです。

 最近酷い更年期鬱に悩まされていますが(注!→後日更年期鬱ではなく私も鬱病だった事が判明し通院を始めました)この体験が本当に貴重なものだと感じています。次男の理解者になってあげられるから。まさに人生に無駄無し!ですね(^_^)v。
 

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