次男の病態履歴(欝病)
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長男の描いた「ブタ丸母ちゃん」改造版(^^;

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 雑記や日記で私と次男のうつ病について取り上げておりますが、私のような病態に「欝病」「新型鬱病」「非定型鬱病」って呼び方は正直違和感があります。世間的にも色々誤解を招き混乱している様子ですね。そろそろ神経伝達物質の不調に起因する病気なんですから「なんたら失調症」とかいうような、ピッタリ来るネーミングを考えて欲しいところです(ーωー)。
1.主な症状は、だるさ・意欲低下・痛み
@自殺願望(希死念慮)はないですから〜(; ̄ω ̄A
欝病=自殺というのがまず1番に想起される一般的なイメージです。そのせいで日記を読んだ友達にえらく心配されたりしますが・・・ご免なさい! 生まれてこの方「死にたい」って思ったことは1度もありませーん\(^o^)/。
@絶不調の時は完全ダウンして寝込みました(´;ω;`)
1番体調の悪い状態の時は、頭痛と吐き気とめまいで立てなくなって寝込みました。裁判沙汰に巻き込まれた2009年5月の事です。普段から体調を崩すと頭痛、吐き気、めまいに襲われていましたが、まったく起き上がれなくなるほど酷くなったのはこの時が初めてです。
@お薬で治ったのは酷いだるさと倦怠感、焦燥感などです
お薬はセディール錠10mgを1日3回と、ジェイゾロフト錠25mg(現在は50mgに増量)を夕食後に1回服用しています。不安感や焦燥感は消失。酷いだるさやすぐヘタレ込んでしまうような倦怠感は無くなりました(*。>ω<)ノ ァィッ♪ 一頃は自転車で15分程の駅前まですら乗って行けず、途中で座り込んでしまいましたが、今は普通に出掛けられるようになりました。
@現在1番困っているのは意欲低下です
逆になかなか改善しないのが意欲低下です。絶不調になった後、趣味の小説を書くことが出来なくなってしまいました。何事にも気合いが入らず、なかなか取りかかれないので家事などにも支障が出ています。
@少し症状が残っているのは頭痛などの全身の痛みです
かなり改善はしましたが、まだ完全には良くなっていないのが頭痛などの全身の痛みです。あちこちの末梢神経がピンポイントでチクッと痛むのが鬱陶しくて嫌ですね。でも毎日頭痛薬を飲んでいた事を思うと、ずいぶん楽になったと思います^^。
@うつ病が原因なのかどうかは分からないが改善した症状
うつ病・・・神経伝達物質の乱れが原因なのかどうかは分からないのですが、薬を飲み出してから蕁麻疹があまり出なくなりました。血液検査でIgE値(免疫グロブリン値)が高いのは分かっていますから、何かに常時アレルギー反応は起こしているのは確かなのですが、普段は症状はありません。でもストレスがかかると決まって蕁麻疹が全身に出ていました。
@うつ病の後遺症かもしれない症状
まだ完治していないので後遺症っていうのも変ですが、キョワイ症状が記憶力の低下と集中力の低下です。以前日記にも書きましたが火事を起こしかけました(><)。MRI によるうつ病患者の脳解析から海馬の萎縮が相次いで報告されているそうで・・・泣いて良いですか?!
☆「うつ病の脳科学」についての覚え書き
脳機能画像解析研究も著しく進歩して,これまで不可能であった微細な脳の 形態や機能の解析が可能となってきた。MRI によるうつ病患者の脳解析から海馬の萎縮が相次いで報告され,神経解剖学的異常はないという従来の定説が覆されようとしている。また,うつ病では視床下部・下垂体・副腎皮質系の機能障害による高コルチ ゾール血症が高率に存在し,これが海馬神経を傷害する可能性が報告され,うつ病の神経細胞傷害仮説が提唱されている。抗うつ薬の新しい作用として,神経栄養因子や神経新生の増強作用が報告され,これが神経細胞傷害を修復して抗うつ効果を示す可能性が注目されている。
山脇 成人「うつ病の脳科学的研究」より 
2.実は長かった病歴
@症状が出始めたのは小3の頃?
今思うとうつ病とは気付かず放置して、随分損をしてしまいました。早くから治療していたら、若い頃からずっと当たり前のようにあった症状・・・だるさや頭痛に苦しまなくて済んだのになー。初めて吐き気と頭痛を起こしてヘタレ込んだのは小学校3年の時です。あまりに辛い症状だったのではっきり覚えています。そう考えると病歴長いですね〜。
@末梢神経の痛みは中学から
指先から始まった末梢神経のチクッと刺すような痛みに悩まされ始めたのは中学の頃です。ピンポイントで痛むので、いつも筆箱に爪楊枝を入れていました。それで痛みが消えるまで痛いところを強く圧迫するためです。時には「痛った〜!!」と思わず声が出るほど痛むので本当に嫌でした。圧迫できない目の奥とかが痛いときなんかはとても辛いです。
@20代の頃はあちこち病院にかかりました
とにかくだるさが辛くて仕方がないので、20代の頃は何回か病院にも行きました。色々検査を受け、タイミングの悪い事に貧血が見つかってしまい、しかも結構悪かったので(ヘモグロビン濃度が正常値の半分)だるさはそのせいだと思ってしまいました。でも貧血が改善してもだるさは無くなりませんでした。
@同じ症状の友人はうつ病と診断されていました
その頃同じ症状に悩む友人ができ、色々情報交換をしたりしていました。彼女は名医と呼ばれる精神科医さんからうつ病と診断されていましたが「私自殺願望とか無いし!」と、まったく診断を信じていませんでした。でも「お薬は効くんだよねー」と、時々体調の悪いときはその先生のところへ行っていました。その友人からお薬を分けてあげると勧められましたが、怖くてもらいませんでしたケド・・・そこで断らなかったら、その先の人生もうちょっと楽に過ごせたかもしれません(´・ω・`)ショボーン。
3.今はけっこう楽に過ごせています(///ω///)
@「辛さがあるなら診察してもらったら?」
とにかく体調が悪く泣きたいときに背中を押してくれたのは、年若いネッ友君でした。「あんたなんかうつ病じゃないよ!」と馬鹿にされるんじゃないかと怖くて病院に行けなかった私に「辛さがあるなら診察してもらったら?」という言葉で勇気をくれました。心から感謝しています。ありがとう、おかげで随分良くなり、楽に過ごすことが出来ています。色々アドバイスしてくれて本当に心強かったです^^。
 

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